ふんわりな日々

いつもはふんわりしてますが、たまにキビキビ動きます。

グリッドマンはなかなか良いぞ

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もくじ

 

最近は親子でグリッドマンを見ている

 

子どもの頃、僕はウルトラマン派だった。

仮面ライダーも流行っていたが、圧倒的にウルトラマン派だった。

 

なぜって、当時の僕にとって仮面ライダーは改造される描写が生々しくて

まあ恐かった。

自分が改造されるのも、誰かが改造されるのも。

 

イーとか言ってる構成員になってるのも元人間なのか、と思い至ってからは

その心情を想像する都度恐くなっちゃって、とても観れなかった。

 

今になって原作を読むと、とても出来のいい話だって事がわかるけど、当時は夢に見るほど恐ろしかった。

 

それでも未知の生物や正義の為に戦うヒーローの姿は眩しくて、熱中して見た。

いつしかごっこ遊びにも加わるようになり、そんな怖さも気にならなくなっていった。

 

 

時は流れて、今僕には息子がいる。

今の仮面ライダーはそんな生々しくもなくて、ウルトラマンもより複雑なストーリーを語り始めていた。

 

そんな今、僕は妻、息子と一緒にグリッドマンを楽しんで観ている。

同じストーリーを、別の景色を見ながら。

 

きっかけ

 

きっかけは息子が怪獣とかモンスターハンターなんかに夢中になっていて、過去のウルトラマンシリーズを見返していたりしている時に、過去に実写でやっていたグリッドマンがアニメになっているというので見てみることにした。

 

オープニング曲の盛り上がりや過去のウルトラマンシリーズを彷彿とさせる演出に引き込まれて見続けるうち、親と子では別の視点で観るようになっていたのであった。

 

僕たちは自分の世界で生きている

 

息子はウルトラマン然とした登場や仕草など演出や怪獣の動きなど、アクションを楽しんでいたようだが、僕としては話の構造が気になってきていた。

 

この話には明確な悪役は出てこない。

怪獣は人間のエゴや罪を象徴した存在ではなく、生き方を戒めるような話の構造ではない。

それは主要人物の一人の女の子によって生み出され、世界はリセットされ続ける。

おそらく気にいるように再編成された世界は、やればやるほど微細な部分が気になってやりたいことから外れていく。

そうした再編って永遠に続く無間地獄みたいなもんなんじゃないかな。

 

訂正すればするほど描きたかったことから離れていく文章は、ある程度のところで良しとしたり元に戻したりできるけど、世界が対象だと途中でやめるわけにはいかないから辛いんじゃないかなーなんて思う。

 

この行為なんだけど、要は世間に飛び出して、他人との軋轢の中で自分の価値観が否定されるのが恐くて、必死に自分の世界を守ってる高校時代そのものなのかなあって。

 

何か自分の価値観を否定する?ような意見とか常識が現れた時に、自分を守る為に必死にする論理武装とか反抗とか、そういうものを連想しちゃって、ちょっとほっこりしちゃいました。

 

僕たちは僕たちの認知する世界の中で生活していると言えます。

だから考え方や捉え方を変えるだけで生きやすくなったり、辛くなったりするんでしょうけど、分かっていてもなかなかそうは行動できないのが常です。

 

でも、えいやって思って行動する時がきて、やってみると思ってたより簡単だったりして、なあんだ、恐くなんかなかったじゃん。みんな同じじゃんって安心して、自信を持ったりします。

 

その「えいやっ」ってやつがグリッドマンなのかなあって感じました。

 

みんなの中にグリッドマンはいる

 

僕たちは世の中に自分を投げ出して、世界との軋轢の中で本当の自分の価値を客観視できたり、他人との絆を深めたり、誰かを愛したり、愛されたり、嫉妬したり、憎んだり、許したり、満ち足りたり、渇望したりして、成長していくって思ってる。

 

ただ、その覚悟がなかなかできなくて悶々とするわけなんだけど、初めての一歩っていうのはやっぱり勇気がいる。

その勇気っていうのがグリッドマンなのかなあ…

 

そうだとすると、自分が成長していくのには決断が必要なんだけれど、その一歩踏み出すための勇気が必要で、それは誰の中にもあって…

つまり、みんなの中にグリッドマンはいて、誰でもグリッドマンになれる。

そんな話でも良いかなあなんて思って見ています。

 

一緒に見ている息子も、いつかは自分で見つけなきゃいけない事がたくさん出てくる。

それは良いこともあるし、ありがたくない事だってたくさんあるだろう。

でも、その先には必ず幸せがあるものと思っている。

現実と向き合うのが辛い事だってあるし、道へと向かうのは不安ばかりだ。

 

だからそうかそんな時、僕たちの中にはヒーローであるグリッドマンがいて、僕たちもそうなれるんだって事を思い出して、一歩踏み出したいなあ…

そんなふうに思いました。

 

残すところあと少しですが、きっと大団円を見てまたじんわりするんでしょう。

どうあれ、グリッドマン、なかなか良い作品じゃないか、そう感じています。

 

 

 

 

転職で失敗しないために2

こんにちは。

自己分析と済ませた後は、いよいよ転職先選びです。


もともとこの記事を書こうと思ったきっかけは、街の広告を見て「転職、はやってんなー」と感じたことがきっかけだったわけですが、結論を言ってしまうと、転職するには現在の伝手やコネ、知識や経験が活かせる業界業種。つまり同業種が一番いいんですよね。


とはいえ転職を考えるって事は、現状に少なからず不満があるわけで、今の職種や業界に閉塞間を感じていることの方が多い事と思います。


なのでまずは転職サイトや転職情報誌を使う場合の鉄則とその理由を書き出してみようと思います。

 

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目次

 

情報サイト・雑誌・フリーペーパーを見るときの鉄則


どんな媒体を見る場合でも同じです。以下の事を意識して数ヶ月情報収集しましょう。これが鉄則です。


まず、先に行った自己分析でわかった、条件に合う募集を意識して眺めます。

そうすると「いい募集があった!これも何かの縁だから早く応募しなくちゃ!」とか焦るような募集が必ず出てきます。


しかしここはこらえてください。

実はどのタイミングで見てもそういう募集はあるんです。

そして多くの場合、あまり良くはない理由でそこに掲載され続けています。


いい話には裏がある事が多い


一見して良さそうな募集には、本当に良い募集と、いわゆる地雷募集があって、困ったことに良くない募集の方が多いのが現状です。


良い募集というのはほぼ書いてあるとおりの狙い目募集ですが、地雷募集はブラックだったり過酷だったりして従業員が居着かす、やむを得なく好条件を出して釣っている募集というものです。


地雷募集に関しては書いたとおり従業員が居着かないので、ほぼ毎回掲載されます。条件が良いはずなのに、なぜか毎回募集をかけなければならない状況の会社ってどんな会社でしょう?想像つきますよね。


そんなわけで数ヶ月くらいは情報収集しつつ活動する必要があるというわけです。

 

斡旋サービスの情報を判断する際の鉄則


次に、気になった募集を応募して良いものかどうか判断するための情報収集に入ります。

まずその企業名と業種、または業界と業種で検索をかけます。転職情報サイトなら会社名で退職者の書き込みをチェックすることができるでしょう。

 

情報を鵜呑みにしてはいけない理由


ここでも注意することがあります。

そういったサイトで、とくにコーディネーターといったコンサルタントを置いている会社については特に、掲載内容に関する修正が入っています。

それらサイトは掲載・斡旋報酬を元に運営されていますので、転職者が本当に知りたい、致命的な内容は掲載されていません。


実質拘束時間が13時間以上あるとか、労災は事実上使用できていませんとか、パワハラが酷いですとか、不正が蔓延してますとか、経営が傾いてきてるのを感じて抜ける人が多いんですとか、給料がいいから残ってるんですとか、家族や年齢的に辞められない人しか残れませんといった、本来知っておきたい、いや知っておくべき情報は、軒並みカットか修正されているのです。


なぜかって?それは広告主にとって不利だからです。

それに(これは邪推であってほしいのですが)転職者の回転が速い方がサイト側も儲かるでしょう。

このあたりの両者の打算によって作られているのがいわゆる転職サイトや転職情報誌だと思って利用した方がベターかと思います。


僕は社員数20名以下の中、年10名以上が入っては辞めていく会社で約5年間採用担当者の近くにいたことがあります。

その際の編集者やコンサルタントとのやりとりや、彼らの書いていた募集記事も見てきましたが、現状を知っているのも関わらず、よくこんなにキラキラした職場のように書けるものだと感心しました。


一つの美点を500倍くらいに広げて、さらにそれだけで記事にしちゃう、みたいな技術は本当に参考になりました。

でもその技術はそう使うもんじゃないって思いますけどね・・・


そうやってしばらく見ていくと、ずっと載り続けている地雷募集の中にそうではないまともな募集が出てくることがあるのがわかるでしょう。

その内容が自己分析に合うようであれば行動開始です。

渾身の履歴書をもってトライしましょう。

 

ここまでで情報の選別が出来てきたと思います。

次は転職エージェントを使った場合の注意点や初めに書いた現在の職種の方が良いよ的な事を書いてみようと思います。

 

 

それではまた。

転職で失敗しないために1

こんにちは。

僕は普段、電車で通勤しているんですが、最近駅の広告でよく目に付くのが転職系の広告です。

 

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かく言う自分も職場では転職組です。

 

転職するときは転職情報誌や転職サイトを使用しました。

散々な目にも遭いましたが、結果的には良いところに落ちつく事ができました。

ただ皮肉だったのは、それらサービスは本来の意義において、僕にはまったく役にたたなかったってことです。

 

目次

 

なぜ転職斡旋サービスはあてにならないと思うのか


別に転職サイトや情報誌が悪いと言いたいのではありません。

使い方や捉え方を誤ると大きな損をするという事、いわゆるリスクをちゃんと説明しているサービスはほとんどないって事が危ういし、フェアじゃないなぁ、と思うわけです。


こんなに広告打ってたっけっかなぁ・・とか、こんなに盛んに広告打ってるって事は、それだけ利用者が増えている=転職希望者が増えている、という事なのかなぁ・・・なんて考えてるうちに、ちょっと危険じゃないかなあと感じてきました。

 
彼らは「なりたい自分になる」とか「本当の自分」とか、とても耳障りのよい言葉を書いて、ドロドロした日常からの脱却を促してきます。

彼らの言っている耳障りのいい言葉を聞いていると、間違いなく「したい転職」ではなく、「させたい転職」をさせられちゃうぞ、と感じたわけです。

 
というのも、やはり彼らは仕事で転職というものを扱っている訳ですので、それなりの利用者との感覚とはずいぶん違っててもおかしくはないんですよね。

てかそう考える方が自然です。

 
このあたりの距離って結構重要で、僕も転職の際とても痛い目に遭いましたし、だからこそ見えてきた事もありました。

 
なので、それらを利用する際は、その辺りのことを踏まえて情報収集しないと、こんなはずでは・・・なんて事になる可能性も少なくはないと思うのです。

 
そんなわけで、転職を考えている方とか情報収集をする方に向けて、使用する際の注意点とかその理由をまとめていきたいと思います。

 

自己分析をする際に気をつけること

 


これはどこを見ても書いてある事なんですが、客観性を意識するあまり、自己評価を不当に下げてしまう事は避けるべきです。

冷静に、これまでの結果から正当な評価をするべきです。そうしないと得るべきものを逃すことになります。

 

かといって必要以上に評価してしまうと、入社後にメッキがはがれ、評価の大暴落を招くことになってしまいますからやっかいですね。

とりあえず以下の点は慎重に分析しましょう。

  得意、不得意、処世術

自分のこれまでの経験と実績から、どういう行動でよい結果が出せているか、または悪い結果を招いているかをまとめておく事が大事です。

また、「好きな分野とかやりたい分野」と「向いてる分野」は一緒でない事も多いので、感情ではなく客観的に自分を見つめる良い機会かなあとも思います。

 

自分なりの人間関係の作り方やひろげ方、つきあい方があるはずですから、それも自覚しておきましょう。

 

要は入社後の風土の違いで実力が発揮できない、なんて事のないようにしたいからです。

 

経済状況の把握

生活するためにいくら必要なのか。これは絶対に事前に把握しておくべきです。

「もらえる分で生活すればいい」という考え方もありますが、家庭を持っているならそう言うわけにもいきません。

生活費、教育費、通信費、修繕費、貯蓄など、先に繋がる経済状況は特に把握しておくべきでしょう。

その情報が給料希望の最低額になるわけです。これはかならず主張すべきですし、選択する際の大きな判断材料になります。

 

業界の研究

候補となる会社・職種が絞れてきたら、その業界の事も調べておきましょう。仕事に対する考え方や勤務時間、慣習といった認識は、思っているよりも全然違いますし、それが命取りになることもありますから、できるだけ多くの関連会社や業種の情報を集めて分析しておくべきです。

 

 
ここまで転職する前段階の情報収集を書きましたが、次回は調べ方を書いていこうと思います。

 
それではまた。

禁煙は楽しいよ⑤

とんでもなく間が空いてしまいました…

 

なにやら仕事が立て込んだり悩んだり乗り越えたり乗り越えなかったりしてたらこんなに…

 

そんな中でも訪問者がいらっしゃるのは本当にありがたくて、力になります。

ありがとうございます。

 

さて

前回までゲーム感覚で楽しみながら禁煙をする話をしてきましたが、今回は禁煙してみて良かった事、失ったものを書きます。

 

禁煙して得たもの

 

これは圧倒的に多くて、禁煙できた人がウザがられても禁煙を勧めたくなるのも分かります。

とりあえず思いつくまま書き出してみますね。

  • 咳、痰から解放された
  • 呼吸が楽になった
  • 味がカラーになった
  • 時間ができた
  • とにかく解放された

この5点につきます。

 

咳、痰はすぐに出なくなりました。

寒い冬の朝など、外に出たら出る咳や痰が嘘のように消えました。

ニコチンとかは数日で抜けると聞いたことがあります。

体の中の何がどう変わったのかは分かりませんが、これらが無くなったことはとても嬉しい事でした。

 

呼吸が楽に、というのは咳痰と被りそうですが、そうではなくて、カラオケとか運動しても、変な息切れが無くなってきたんです。

なにより嬉しかったのは、まだ幼かった息子と遊ぶ時間が長く取れるようになった事です。

タバコを吸う時間とか、咳、痰を出しに席を外したりとかは無くなりましたし、走り回ってもついていけます。

こういった時間が持てたのは本当にありがたかったです。

 

味については本当に衝撃的で、まるで白黒映画がフルカラーに変化した程の感動でした。

映画「ベルリン天使の詩」を初めて観た時のような感じでした。

あの終盤でのパァーッとなるところ。

え?え?まさか、この時のために?

とか鳥肌が立つところ。

そんな感じでした。

多分なんですが、タバコって、ほんのすこーしづつ、味を奪っていくんでしょうね。

アハ体験みたいに、気がつくと味覚が鈍くなってるんです。

僕の場合は甘味とお米の味がものすごく鮮やかに蘇ってきて、これこれ!この味だった!!とか感動しまくって食べ過ぎてしまいました。

お陰で体重がえらいことになりましたが…これは自業自得でしたね。

 

息の所にも書きましたが、タバコを吸う時間って意外と大きいんですよね。

僕の場合は1日2箱、40本以上吸ってましたから、一本10分弱として400分。ながら吸いもあるにせよ、1日に7時間弱はタバコと生活していたわけです。

で、吸った分効率が上がっていたかというと全くそうではありません。トータルすれば鈍っていた時間の方が勝ると思います。

まあ、効率が上がっていたとしたら逆に怖いです。

それじゃあ麻薬みたいですから。

 

そして解放です。

なによりこれが気持ち良かった。

それまではタバコを吸いたいという気持ちの他に、タバコやライターの買い置きといった事にも追われていて、切れたらどうしようと思うとイライラしたりしてました。

タバコを吸ってるんじゃなくて、吸わされてる、という感覚。

気がついたらそうなっていたんですよね。

吸ってる人は絶対認めようとしないでしょうが、大抵そうなってます。

無意識に。

だからそれらが無くなった時に感動しちゃうんです。

ものすごい解放感です。

おすすめです。

 

失ったもの

 

うーん

正直あまり思いつかないんですよね。

でもまあ、思いつくのはこんな事かなぁ

  • 喫煙所コミュニケーションが無くなった
  • ライターが手元に無くなった

くらいですかねぇ…

上記2つも別に大した事ではないし、得たものの圧倒的な充足感の中では霞んでしまいますね。

 

そんなわけで楽しかった禁煙過程でしたので、たまーに禁煙する為に吸ってみようかなーとか思ってしまいます。

 

ですので禁煙、オススメですよ!

 

禁煙は楽しいよ④

これまでのあらすじ

 

タバコに連敗しながらも、なんとか自分自身の持っていきようでやめられそうだぞ!と思い始めた僕は、いよいよ実行にうつすのでした。

 

禁煙するにあたって

 

まず心構えです。

ハートが弱い僕は、失敗した時のために着地点を用意しました。

だって「失敗する度にタバコから逃れられなくなる仕組みがある」ってわかったからね。

 

とりあえずこれから行うのは禁煙じゃなくて、脱洗脳大作戦だって事に。

タバコに騙されてる自分を救うゲームだって思う事にしました。

 

なんか絶対やんなきゃとか思うと自分を縛ってしまいそうで嫌だったんです。

 

だから途中で諦める事になったとしても、今の時点ではまだレベルが足りなかったという事にしようと。

またレベル上げして挑もうと。

そんな軽いスタンスにしました。

 

禁煙のペース

 

吸う事に関しては制限しないようにしようと決めました。

吸いたいだけ吸う。

止められたらその分はやめる。

吸いながら禁煙です。

 

経験値システムの導入

 

とりあえずRPG的にいこうかと思いました。

ただ我慢するんじゃなくて

 

  1. なんで今吸いたくなったのか考えて、自分の中の「吸いたくなるトリガー」をあらわにする。
  2. そしてその時の気分で吸わなくていいかって思えたら吸うのをやめる。
  3. 以外、トリガー発動の度に自覚して、その上で吸うか吸わないか決める

 

といった流れです。

ゲーム的な流れにすると

 

  1. 吸いたくなったら戦闘開始。
  2. トリガーをあらわにすれば攻撃ヒット
  3. 吸うのを思い止まったら勝利。経験値ゲットです。

 

それで、以降毎回トリガーを回避することができたらレベルアップなわけです。

 

これをすると自分を客観的に見ることができるようになるし、なんだか次に吸いたくなるのが楽しみになってきます。

 

負けそうだったら「にげる」すればいいわけですしね。

毎回勝つ必要はないし、このへんのユルさとか気楽さが僕には合ってたのかもしれません。

 

勝つことが増えて、レベルも上がって、そのうちレベルがいくつかとか気にならなくなった頃、また1つ発見がありました。

 

これって自分を理解するのに役立ってんじゃね?

って事です。

 

自分がどんな時に頼りたくなるのかとか、そういう指向性みたいなやつです。

 

自分の耐性とかを知る事は、自分をコントロールするのに役立つのではって思いました。

 

そうすると楽しくなるんですよね。

 

僕の場合、ある時を境に一気に0本になりました。

妻もびっくりしていたようで、後に「また失敗するだろうと確信していた」と言われました。

 

 

こうしてタバコを楽しくやめた僕ですが、やめて気づいた事とか色々あります。

次回はその事について書こうかと思います。

禁煙は楽しいよ③

ここにきて発見がありました!

 

最近の記事はスマホで書いているんですが、打ち込み欄の下、文字数を表示している真ん中に、なにやら3つの点がある事に気付きました。

 

何気にスワイプしてみると、色々な機能が使えるようになっています!

なんか見出しとかリストとか挿入とか、PCじゃないと無理なのかなーとか勝手に諦めてた機能が手軽に使えるようになっています!

今更ですね。

すいません。

 

そんなわけで、色々試行錯誤しながら書いていこうと思います。

 

これまでのあらすじ

 

  タバコを吸いすぎていた僕は禁煙を試みましたが、ビビったり失敗したり自己嫌悪したりして、結局やめられなかったのでした。

 

んで今回は、禁煙に突入するきっかけを書きます。

 

そんなこんなでスパスパ吸っていましたが、それまでの経験から、自分がタバコに依存する理由がなんとなく掴めてきていました。

一般的な依存の理由としては

  • ニコチンが切れる事からの禁断症状
  • 精神依存

なんかがよくあげられますが、僕の場合は後者の「精神的な依存」だとほぼ確信していました。

 

僕の場合、吸いたくなるのは起床、出社、成契、食後、コーヒー、パチンコ、酒、麻雀など、何かしらの契機というか、タイミングの時で、没頭している時はタバコの事なんか思い浮かびもしませんでした。

それと前回書いたような勝手な解釈も合わさって、精神的なアレかなぁと思っていたわけです。

 

さて

自分なりに調べてみると「ニコチンは大体2日もあれば体から抜けちゃって、抜けきってしまえば禁断症状もほとんどない」とかいう都合の良い記事を発見しました。

とりあえず採用です。

真意は定かではありませんし、今となってはどこに書いてあったのかもわかりませんが十分です。我が意を得たりです。

 

さらに当時流行った本で「禁煙セラピー」という本がありました。

「タバコを吸いながら読んでもいいですよ」というある意味挑発的な煽りに魅かれて読んでみると、当時の僕にとってはとても為になる事がいくつか書いてありました。

  • 喫煙はメーカーの仕組んだ罠である
  • 吸いたくなるのは心のトリガーが引かれた時
  • やめなきゃと思うほどやめられなくなる
  • 思いとどまった時に「損した」と思う事は、その後倍の後悔になって依存を増す
  • 「損した」と感じるコントロールは間違っている
  • 良かった、得したと感じられた事は苦にならず続けられる

それまで漠然と感じていた事が活字になっていてビックリしました。次々と採用です。

 

ここにきてついに、タバコとの関係性についての考え方が変化してきました。

  • タバコをやめられない事と弱い事を混同しない。別問題ととらえるべきだ
  • タバコは吸っているのではなく、吸わされているのだ
  • 今まで失敗したのは「損した」と感じる方法を取っていたからだ
  • ニコチン中毒は想像するほど大した事はない
  • 自分はダメ人間じゃない
  • タバコも悪くない
  • 悪いのは「仕組み」と「それを作って儲けてる人達」だ
  • 仕組みにハメられてるなら、抜け出す事は可能だ
  • 仕組みとは、人の罪悪感と劣等感から行動を制限する心理的作用だ
  • つまり、「損した」と感じない方法を取れば仕組みから抜け出せる
  • 仕組みから抜け出す事とは、つまり禁煙が成功するという事だ

という感じです。

目が覚めた思いでした。

 

いよいよ次回は具体的にどう辞めていったのか、どう楽しんだのかの話をしようと思います。

禁煙は楽しいよ②

※前回までのあらすじ

  若気の至りでタバコに手を出してしまった僕は、 どんどん本数が増えていき、気がつくと1日2箱以上吸っていました。

 

今回は禁煙がうまくいかなかった話です。

その辺りの心境を知っておくと、後の禁煙がとても楽しいものになるので、まあ伏線だと思って読んでいただけるとシアワセです。

 

でも今思うと異常ですよね。

だって1日ののべ6時間吸ってんですよ。

煙を。

で、なくなるとイライラしたりして怖くてドキドキしたりして。

 

ある時そんな自分が見えてきて、なんとなくやめてみるけど上手くやめられなくて、なんか俺ダメ人間だな〜とか思い始めました。

 

でもこれちょっとおかしいんですけど、別にタバコ吸ってたってダメ人間なわけじゃないんですよね。

 

でも吸ってた時はそう思っちゃってた。

タバコを止めるには強い意志が必要で、やめれない僕は意志が弱いわけで、意志が弱い僕はダメな人間なのかな〜とかいう謎論法でした。

そいで、ダメな俺はタバコ吸っちゃうもんねーみたいな感じでより吸っちゃうみたいな悪循環で。

 

やっちゃダメだよって言えば言うほどやめられなくなるって言うけど、今思うとホントでしたね。

バッチリハマってました。

凄いね心理学って。

 

思うんですけど、クスリとかタバコのこういうのって、もうテンプレみたいなもんなのかなって。

ダメな自分に酔いながら続けちゃうみたいな。

無意識下で悲劇に酔ってるみたいな。

ダメな俺を受け入れてくれるのは、許してくれるのはこれしかないのよ的な依存みたいな。

この仕組み考えた人って天才だよね。

タバコは悪いものですよって言えばいうほどハマっちゃうんだもんね。

 

挙げ句の果てによくあるセリフも言ってました。

タバコ吸ってても癌にならない人だっているとか、タバコミュニケーションがあるとか、そういうやつです。

自分に言い訳しなきゃいけなかったんでしょうかね。

これも前述した仕組みですかね。

 

そんなこんなで禁煙しなきゃと思うものの、失敗してダメな自分を自覚するのが怖くて、なんとなく本数を減らしていくやつとかガム噛んで代用とか色々ライト禁煙を繰り返しては失敗し、ダメな自分を自覚して、ますますタバコから逃げられなくなっていってました。

 

そんな僕にも機会がやってきます。

そう。禁煙できる機会です。

なんか突然わかって、楽になれる時がきたんです。

 

次回はいよいよ楽しい禁煙の本題に入っていきます。

禁煙するためにまた吸おうかなーとか思っちゃうくらい、禁煙は楽しいです。