禁煙は楽しいよ⑤
とんでもなく間が空いてしまいました…
なにやら仕事が立て込んだり悩んだり乗り越えたり乗り越えなかったりしてたらこんなに…
そんな中でも訪問者がいらっしゃるのは本当にありがたくて、力になります。
ありがとうございます。
さて
前回までゲーム感覚で楽しみながら禁煙をする話をしてきましたが、今回は禁煙してみて良かった事、失ったものを書きます。
禁煙して得たもの
これは圧倒的に多くて、禁煙できた人がウザがられても禁煙を勧めたくなるのも分かります。
とりあえず思いつくまま書き出してみますね。
- 咳、痰から解放された
- 呼吸が楽になった
- 味がカラーになった
- 時間ができた
- とにかく解放された
この5点につきます。
咳、痰はすぐに出なくなりました。
寒い冬の朝など、外に出たら出る咳や痰が嘘のように消えました。
ニコチンとかは数日で抜けると聞いたことがあります。
体の中の何がどう変わったのかは分かりませんが、これらが無くなったことはとても嬉しい事でした。
呼吸が楽に、というのは咳痰と被りそうですが、そうではなくて、カラオケとか運動しても、変な息切れが無くなってきたんです。
なにより嬉しかったのは、まだ幼かった息子と遊ぶ時間が長く取れるようになった事です。
タバコを吸う時間とか、咳、痰を出しに席を外したりとかは無くなりましたし、走り回ってもついていけます。
こういった時間が持てたのは本当にありがたかったです。
味については本当に衝撃的で、まるで白黒映画がフルカラーに変化した程の感動でした。
映画「ベルリン天使の詩」を初めて観た時のような感じでした。
あの終盤でのパァーッとなるところ。
え?え?まさか、この時のために?
とか鳥肌が立つところ。
そんな感じでした。
多分なんですが、タバコって、ほんのすこーしづつ、味を奪っていくんでしょうね。
アハ体験みたいに、気がつくと味覚が鈍くなってるんです。
僕の場合は甘味とお米の味がものすごく鮮やかに蘇ってきて、これこれ!この味だった!!とか感動しまくって食べ過ぎてしまいました。
お陰で体重がえらいことになりましたが…これは自業自得でしたね。
息の所にも書きましたが、タバコを吸う時間って意外と大きいんですよね。
僕の場合は1日2箱、40本以上吸ってましたから、一本10分弱として400分。ながら吸いもあるにせよ、1日に7時間弱はタバコと生活していたわけです。
で、吸った分効率が上がっていたかというと全くそうではありません。トータルすれば鈍っていた時間の方が勝ると思います。
まあ、効率が上がっていたとしたら逆に怖いです。
それじゃあ麻薬みたいですから。
そして解放です。
なによりこれが気持ち良かった。
それまではタバコを吸いたいという気持ちの他に、タバコやライターの買い置きといった事にも追われていて、切れたらどうしようと思うとイライラしたりしてました。
タバコを吸ってるんじゃなくて、吸わされてる、という感覚。
気がついたらそうなっていたんですよね。
吸ってる人は絶対認めようとしないでしょうが、大抵そうなってます。
無意識に。
だからそれらが無くなった時に感動しちゃうんです。
ものすごい解放感です。
おすすめです。
失ったもの
うーん
正直あまり思いつかないんですよね。
でもまあ、思いつくのはこんな事かなぁ
- 喫煙所コミュニケーションが無くなった
- ライターが手元に無くなった
くらいですかねぇ…
上記2つも別に大した事ではないし、得たものの圧倒的な充足感の中では霞んでしまいますね。
そんなわけで楽しかった禁煙過程でしたので、たまーに禁煙する為に吸ってみようかなーとか思ってしまいます。
ですので禁煙、オススメですよ!