転職で失敗しないために1
こんにちは。
僕は普段、電車で通勤しているんですが、最近駅の広告でよく目に付くのが転職系の広告です。
かく言う自分も職場では転職組です。
転職するときは転職情報誌や転職サイトを使用しました。
散々な目にも遭いましたが、結果的には良いところに落ちつく事ができました。
ただ皮肉だったのは、それらサービスは本来の意義において、僕にはまったく役にたたなかったってことです。
目次
なぜ転職斡旋サービスはあてにならないと思うのか
別に転職サイトや情報誌が悪いと言いたいのではありません。
使い方や捉え方を誤ると大きな損をするという事、いわゆるリスクをちゃんと説明しているサービスはほとんどないって事が危ういし、フェアじゃないなぁ、と思うわけです。
こんなに広告打ってたっけっかなぁ・・とか、こんなに盛んに広告打ってるって事は、それだけ利用者が増えている=転職希望者が増えている、という事なのかなぁ・・・なんて考えてるうちに、ちょっと危険じゃないかなあと感じてきました。
彼らは「なりたい自分になる」とか「本当の自分」とか、とても耳障りのよい言葉を書いて、ドロドロした日常からの脱却を促してきます。
彼らの言っている耳障りのいい言葉を聞いていると、間違いなく「したい転職」ではなく、「させたい転職」をさせられちゃうぞ、と感じたわけです。
というのも、やはり彼らは仕事で転職というものを扱っている訳ですので、それなりの利用者との感覚とはずいぶん違っててもおかしくはないんですよね。
てかそう考える方が自然です。
このあたりの距離って結構重要で、僕も転職の際とても痛い目に遭いましたし、だからこそ見えてきた事もありました。
なので、それらを利用する際は、その辺りのことを踏まえて情報収集しないと、こんなはずでは・・・なんて事になる可能性も少なくはないと思うのです。
そんなわけで、転職を考えている方とか情報収集をする方に向けて、使用する際の注意点とかその理由をまとめていきたいと思います。
自己分析をする際に気をつけること
これはどこを見ても書いてある事なんですが、客観性を意識するあまり、自己評価を不当に下げてしまう事は避けるべきです。
冷静に、これまでの結果から正当な評価をするべきです。そうしないと得るべきものを逃すことになります。
かといって必要以上に評価してしまうと、入社後にメッキがはがれ、評価の大暴落を招くことになってしまいますからやっかいですね。
とりあえず以下の点は慎重に分析しましょう。
得意、不得意、処世術
自分のこれまでの経験と実績から、どういう行動でよい結果が出せているか、または悪い結果を招いているかをまとめておく事が大事です。
また、「好きな分野とかやりたい分野」と「向いてる分野」は一緒でない事も多いので、感情ではなく客観的に自分を見つめる良い機会かなあとも思います。
自分なりの人間関係の作り方やひろげ方、つきあい方があるはずですから、それも自覚しておきましょう。
要は入社後の風土の違いで実力が発揮できない、なんて事のないようにしたいからです。
経済状況の把握
生活するためにいくら必要なのか。これは絶対に事前に把握しておくべきです。
「もらえる分で生活すればいい」という考え方もありますが、家庭を持っているならそう言うわけにもいきません。
生活費、教育費、通信費、修繕費、貯蓄など、先に繋がる経済状況は特に把握しておくべきでしょう。
その情報が給料希望の最低額になるわけです。これはかならず主張すべきですし、選択する際の大きな判断材料になります。
業界の研究
候補となる会社・職種が絞れてきたら、その業界の事も調べておきましょう。仕事に対する考え方や勤務時間、慣習といった認識は、思っているよりも全然違いますし、それが命取りになることもありますから、できるだけ多くの関連会社や業種の情報を集めて分析しておくべきです。
ここまで転職する前段階の情報収集を書きましたが、次回は調べ方を書いていこうと思います。
それではまた。